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経営改革の巨人たちが残した名言ビジネス

経営の巨人たちの名言:「物事には裏と表がある。デメリットを恐れたら発展はない。メリットをそれ以上に大きくすればいい」(小倉昌男)(1/3ページ)

2013.06.27

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 今から40年近く前、「クロネコヤマトの宅急便」は、わずか11個の荷物からスタートした。その後、「サービスが先、利益は後」という信念の下で、ヤマト運輸の全国ネットワークとビジネスモデルは完成された。

「箱根の山にはお化けがいる。越してはいけない」

 1959年、大和運輸(現・ヤマト運輸)の創業者・小倉康臣の次男である小倉昌男(1924-2005)は、かつて「日本一のトラック会社」を標榜していた同社の苦境を心配していた。

 なぜなら、主力となるべき路線トラック部門は採算割れとなっていたからだ。日本の道路網が整備される中、康臣が近距離・小口貨物にこだわり、長距離・大口貨物に乗り遅れていたことが原因だった。

 「箱根の山にはお化けがいる。越してはいけない」。そう言い張る康臣を説得し、60年、昌男の主導で長距離便をスタートさせる。しかし、大口貨物に偏重した結果、重量逓減の運賃体系下では、売り上げは伸びたものの収益率はかえって悪化してしまう。

 そこで今度は小口貨物を重視する方針に転換するも、すでに経営状況は深刻なまでに悪化してしまっていた。

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