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未来を切り拓く「未知への挑戦」ビジネス

ソチ五輪で金を獲り、ボーイングやエアバスなど外国企業から仕事を受注する!【後編】(5/7ページ)

2013.04.10

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社員のモチベーションが高まり新たな提案も

――下町ボブスレー・プロジェクトを通して、波及効果のようなものはありますか。

小杉 ビジネスでやっていると、普段からつき合っている企業とはお話ができますが、その他の企業とは話す機会があまりありません。また、守秘義務の関係があり、技術的なことを話すのは難しいのが現状です。

 ところが、このプロジェクトについては基本的に情報がオープンなので、お互いにライバル企業といった立場を離れて、技術的なことを含めていろいろな話をすることができます。今まで、一つの完成品を一緒に作るということが大田区では少なかったのですが、下町ボブスレーで新たなネットワークを構築することができたと思います。

 プロジェクトをきっかけに親しくなったという人もたくさんいます。下町ボブスレーがコミュニケーション・ツールとしてうまく機能していますね。

 企業現場の活性化にもつながっているようです。今までは社長が呼びかけても提案をしなかったような社員が、下町ボブスレーのこととなると「今度はスケルトンのそりを作りましょう」といったように、積極的に提案をしてくるようになったそうです。

 部品を多く扱う中小企業ですが、それがどこに使われるかを教えてもらわないままに働いている社員が結構多いんです。その点、ボブスレーは「自分が作った部品がそりになり、世界で滑っている」とイメージがわきやすい。社員のモチベーションにもつながっているようです。

1号機の金属部品を旋盤で加工しているところ(大野精機)
[画像のクリックで拡大表示]
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