このページの本文へ


どうやったら「3日坊主」を脱してウォーキングを続けられるか!?

どうやったら「3日坊主」を脱してウォーキングを続けられるか!?

2010年06月23日 総合RSS  はてな

 数ある運動のなかでも、ウォーキングほど気軽に始められるものはないだろう。なんたって「歩くだけ」なのだから。しかし、そんなウォーキングでも「3日坊主」になってしまう人も多い。

 そこで、ウォーキングを継続できるコツ、効果的なウォーキングの方法などについて、運動生理学の観点から研究を重ねている、静岡理工科大学の富田寿人准教授に尋ねてみた。また、後日掲載予定の後編では、より効率的に効果を高める方法について聞く予定だ。

文/澁川祐子
編集/漆原次郎、連結社
写真/風間仁一郎

静岡県袋井市で、ウォーキングイベントが「大成功」のワケ

 30歳を過ぎたあたりから、「健康のため運動をしなければ」という声が周囲からちらほら聞こえるようになってくる。でもなかなか始められない、続けられないというのが大方の悩みだろう。かくいう私も、昨年買った競泳用水着は腕を通さぬまま放置。ヨガの体験チケットももらったまま、有効期限が過ぎてしまった。三日坊主でさえない体たらくだ。

 唯一やっている運動を強いて挙げるならば散歩、つまり「歩くこと」。だが、ぶらぶらと歩いているだけで、はたして「運動」と言っていいものだろうか。

 「ぶらぶらでも、歩かないよりは歩いたほうがいい」と話すのは、運動生理学の観点から静岡県袋井市のウォーキング活動に長年尽力してきた、静岡理工科大学の富田寿人准教授だ。

静岡理工科大学・富田寿人准教授。

 袋井市は、現在市内にある13すべての公民館を拠点に「ウオーキングキャラバン」 というイベントを開催している。2002年から始められ、今年で9年目を迎える。年間参加者数は、のべ約2000人。少ないところでも100人、多いところでは300人から400人が参加する、「町の一大イベント」に成長した。

 「今ウォーキングというと、たいていの人は元気良く歩くエクササイズウォーキングをイメージします。でも、子供と手をつないで歩くお母さんがいてもいいし、犬の散歩のつもりで犬を連れて歩いているおじいちゃんがいてもいい。とにかく“歩く”という地域の活動にみんなが参加して、『今日のあそこの菜の花はきれいだったね』と言い合いながら、楽しんで歩いてもらいたい」(富田准教授)

ページ: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 /

この連載のバックナンバー