- Q
- 年長者たちの協力が得られず思い通りに仕事を進められない
社内外のメンバーからなる新しいプロジェクトのメンバーに、20代からただ一人抜擢されました。これまでにないビジネスモデルを作り上げる仕事は骨が折れますが、それ以上に難しいのは関係者の調整です。自分の裁量の余地が小さく、上司や他部署、他企業の都合に左右されるため、担当する仕事の進捗が遅れがちです。(26歳、男性、企画職)
- A
- 自己演出で「デキる」社員を印象づけよ
「自己演出力」が、逆境を乗り越える一つのヒントになるでしょう。これは私がコンサルティング企業で働いた経験から学んだことです。
コンサルタントになりたての頃、周囲や顧客企業の社員は素晴らしい成果を収めた人ばかり。そういう社内外のキーパーソンから情報提供をしてもらったり、合意を得ながら仕事を進める必要がありました。
「若造」と見られると、真剣に相手にしてもらえません。
「つき合う価値のあるヤツ」と思わせるためには身だしなみで隙を見せないのはもちろん、発言や話し方で、「こいつは賢そうだ」と思わせる演出が不可欠になります。
論理的思考を身につけクールな話し方をすることが必要だし、徹底的な事前準備も行いました。「あいつはダメだ」と思われたら、二度と相手にしてもらえなくなるので必死でした。
若い人には「相手と真剣勝負をする勇気を持て」と言いたいですね。自分にとっては雲の上の存在の人でも、思い切って相手の懐に入り込む。相手と深く関わることなしに、あなたの仕事は先に進まないと肝に銘ずるべきでしょう。

山崎将志氏
知識工房/アジルパートナーズ代表
東京大学経済学部卒業。1994年にアクセンチュア入社後、2003年に独立。業務改善やプロフェッショナル研修を通じ、事業再生支援・収益構造改革を行う。 主な著書・共著に『会議の教科書』『ファシリテーション』『時間とムダの科学』などがある。












