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デキる人の「書く技術」

説得力を高めるため要点は必ず3つにする

デキる人の「結果を出す文章」 〜社内文書

Associe

「説得力のある文章を書く」と社内で評判の中川智尚さん。
同僚や部下を引き込む秘密はどこにあるのか。
「文章嫌い」が実践しているロジカル文章術を伝授してもらった。

中川 智尚氏

中川 智尚氏
ワイキューブ取締役副社長
1965年島根県生まれ。京都大学経済学部卒業。リクルートを経て、ワイキューブ設立に参画。2003年4月から現職。

 ワイキューブ副社長の中川智尚さんは、社長から「中川君の文章は説得力がある」と言われる社内文書の達人だ。実は文章を書くのが好きではないそうだが、仕事のために書く文章はソツがない。

 中川さんが文章を書く際に心がけているポイントは3つ。まず最も重要なのが、読み手が自分の文章を読んでどう思うかを考えること。2つ目は、用件を整理して話のポイントを3つに分けること。3つ目は、誤解されないよう、曖昧な表現を避けて短い文章で書くことである。

 どれも「長い文章は読むのも書くのも苦手」だからこそ身につけた文章術だ。

 文章とは相手ありきのものである。どんな構成にして、どんな言葉で表現すれば正確に相手に伝わるかを、書く前に考えなくてはならない。相手がどういう人であるかによって、書き方も変わってくるだろう。

 しかし、相手が誰であれ、客観的すぎる文章やその逆に独り善がりな文章になってはいけないと中川さんは言う。

「主観と客観のバランスを取らなくてはなりません。あまりに客観的すぎる文章は、説得力がなくなってしまう。主観的ではあるが感情をうまく抑えて冷静に書かれた文章は、読んでいて面白いし説得力があります」

 そして中川さんは口頭ではなくメールなどの文章で何かを伝える時、あえて“らしくない言葉”を使うことがある。面と向かっては言いづらい褒め言葉などだ。「期待している」「よくやった」などの言葉を添えることで、相手のモチベーションを上げる。

Point1 読み手のことを考える
自分の文章を読んでどう思うかを考える。あまり客観的だと説得力がなくなる
Point2 ポイントは3つにする
ポイントは3つにする
Point3 曖昧な表現を避け、簡潔な文章で書く
複数の人が読む場合は人によって解釈が変わる危険があるので、特に注意する

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