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夏原武「隣は詐欺師」――ついに来た「すぐそばに詐欺師」の時代ライフ

夏原武:若者が爆発的に利用するSNSで「成りすまし詐欺」などが多発(1/6ページ)

2015.02.27

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 先日、大学生や高校生に取材したのだが、彼ら彼女らにとってコミュニケーションの中心になっているのは、「LINE」に代表される無料通話・チャットアプリであることが改めて確認させられた。

 携帯電話が普及した当時も、若年層は通話ではなくキャリアメール(通信キャリアが携帯端末向けに提供するメールサービス)で連絡を取り合っていたわけだが、スマートフォンになってからは、さらにそれが加速し、通話をすること自体が激減し、仮に通話したとしてもそれは無料アプリを介してである。

コミュニケーションツールは常に犯罪と結びつく

 特にLINE系はグループ機能が優れており、仲間内の連絡が取りやすくなっている。不特定多数ではなく、特定少数によるグループにとって実に便利であることは、筆者も利用しているからよく分かっているが、スマホの「電話」部分がここまで利用されなくなっているとは、分かっていたといってもそれなりの驚きを与えてくれる。

 電話が相変わらず特殊詐欺に使われているように、コミュニケーションツールは常に、犯罪と結びついている。当然ながらアプリを介した連絡手段もそうだ。実際、LINE殺人事件と呼ばれた痛ましいケースもあるし、本欄でも取り上げたように、成りすましの詐欺事件も起きている。

 この新しいコミュニケーションツールを利用した詐欺は、数年前から起きているのだが、ここ1年ほど件数の増加が著しい。理由は至って簡単なことで、スマホの普及率が上がったからである。

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