トップ > 「お金」見直し応援隊 不況に負けない「お金の管理・運用」は「この手」で > お金見直し応援隊:借地権の売買、条件変更はどう進める? その有効な「出口戦略」を考える

「お金」見直し応援隊 不況に負けない「お金の管理・運用」は「この手」でライフ

お金見直し応援隊:借地権の売買、条件変更はどう進める? その有効な「出口戦略」を考える(1/7ページ)

2013.02.07

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 地価の下落により、今でこそ土地は比較的購入しやすくなっているが、1980年代後半のバブル期をピークとして少なくとも最近までは、土地の購入は「高い買い物」だった。それでも、居住のためなどで土地を利用しなければならなかったが、その際に所有に代わる手段として利用されたのが、土地を借りること、すなわち「借地」だった。

利用条件の変更、借地権の売却などをどう進めるか

 現在も多くの借地契約が存在しているが、そのうちの大半は当初の契約締結時から40年、50年と経過しており、更新等を経て現在に至っている。当然、40年、50年と時間が経過しているので貸主(地主)、借主(借地人)両者ともに代替わりしており、契約当初の細かい事情まではわからなくなっているケースもある。

 また、時間の経過は地主、借地人それぞれの当事者の事情や状況にも変化をもたらす。地主の側では、相続なども発生して場合によっては所有地の売却を行いたいケースなどが考えられるし、また借地人の側では、借地権およびその借地上に建っている建物を売却して別の場所に移りたいケース、あるいは金銭的余裕も生じたので地主が持っている借地の所有権を買い取りたいケースなどが考えられる。

 借地人の立場から見ると、従来の普通借地権であれば、地主に正当事由がない限りは更新を拒絶されることはないから、借地を現状で継続するにあたっては大きな問題とはなりにくい。やはり問題となるのは、利用条件を変更(建築する建物を木造建物から鉄筋コンクリート造の建物へ変更)したり、借地権を第三者や地主に売却、あるいは底地(そこち、借地権のついた土地の所有権のこと)を地主から買い取ったりする場合である。

 このような場合に、借地人はどのような「借地の出口戦略」を検討すればいいのであろうか? 借地人の坂本さん(仮名)の事例をもとに考えてみたい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 会員登録 ログイン
  • マイフォローとは?
nikkei BPnet 会員サービス
トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

ランキング一覧を見る

おすすめ情報【PR】

締切間近のセミナー