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なぜ「保証人」になってはいけないのか? 連帯保証人や身元保証人などの責任範囲を理解しよう(1/7ページ)

2012.07.05

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破産申し立ての4人に1人が他人の借金の保証人

 あなたは「保証人になってください」と頼まれたことがありますか?

 生活上さまざまな場面で「保証人が必要」と言われることがある。借金する時、家を借りる時、就職する時などが代表的な例だ。

 にもかかわらず、よく「保証人にだけはなるな」と釘をさされる。「自分の人生まで棒に振るぞ」とまで言われるが、人間関係上、断りづらい状況だってある。親しい友人や親戚に「保証人にはなれない」と言ったら、その人を見捨てるような感じがして忍びない。

 しかし冷静に考えてほしい。日本弁護士連合会による2008年の調査では、保証債務や第三者の負債の肩代わりを原因として破産等の手続きを申し立てた人は破産債務者の約25%にも上る。つまり破産申し立てをしている4人に1人は、自分の借金が原因ではなく、他人の借金の保証人になったことなどが原因なのだ。

 人の命にかかわることもある。保証人に迷惑をかけないために生命保険金で返済しようと自ら命を絶ったり、生活破たんに追いやられた保証人が自殺するといった悲惨なケースすらあるのが現実だ。

 生活に密着していることなのに、これほど重大な「保証人」の責任とは何かを知らない人は案外多い。ここでは、保証人になってほしいと頼まれてもあわてないように、「保証」という制度を理解することから始めよう。

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