改正貸金業法により増加する利用者
2011年8月5日、クレジットカードのショッピング枠を現金化する手法で、元貸金業者が全国で初めて出資法違反(高金利の受領など)の容疑で摘発された。
クレジットカードのショッピング枠の現金化――いわゆる「クレジットカードの現金化」は数年前から社会問題化し、消費者庁が消費者に向けて啓発ポスターを作成するなど、警鐘を鳴らしてきた。
2010年6月の改正貸金業法の完全施行により、新たな借金ができなくなった人が、生活資金や借金の返済に困って「クレジットカードの現金化」を利用してしまうというケースが増加。
国民生活センターの発表によると、2009年度237件であった全国の消費生活センターへの相談件数は2010年度には606件に増加している。
最近では、消費者自身の借金や資金繰りのためではなく、悪質な業者が、以前に未公開株取引で被害にあった人をターゲットにして損を取り返すために新たな株の購入を持ちかけ、そのお金がないと断ると「クレジットカードの現金化」の手法を紹介する、といった二次被害の相談も多数寄せられている。



