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「親切な人」が近づいてきたら、それは「詐欺師」。 ――「投資詐欺」×「二重詐欺」に遭わないために。

作家 夏原武
2011年 7月7日

外見と肩書きは、詐欺師の「商売道具」
 

 詐欺師や悪党にとって、外見や肩書きというものは「商売に直結する」重要要素となっている。

 人間、外見や肩書きに騙されてしまうのは、なんといっても世界共通。

 映画「キャッチ・ミー・イフ・ユ―・キャン」は、実在する詐欺師フランク・W・アバグネイル・Jrを主人公にした実話ベースの作品だ。その中でアバグネイルは、パイロット姿で詐欺に手を染めていく。追い詰められると政府役人のフリをするなど、まさに外見と肩書きを巧みに扱っている。

 日本でも結婚詐欺で有名なプリンス・ジョナ・クヒオこと鈴木和宏を扱った「クヒオ大佐」という映画がある。

 クヒオ大佐は米軍軍人を装い制服を着ていたのはもちろん、飛行中の戦闘機内を装った電話を掛けるなどしている。整形手術も受けているのだが、写真を見る限りでは成功しているとは思えない。それでも多くの女性が騙されている。

 この事件については過去に詳細を書いたので、ぜひ読み返してみてほしい。

 肩書きを使う詐欺の典型例を、以下の事件で見てもらおう。

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