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親野智可等 激動の時代を「生き抜ける」子供の育て方ライフ

「夏休みの日記」攻略法。楽しく書けば、「想像力」と「創造力」が身につく。「苦手な子」を「やる気」にさせる「6つの裏技」とは。(3/5ページ)

2010.08.05

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親がリードする「筆談日記」、自由に想像を広げる「ウソ日記」
 

 会話日記と少し似ているが、鉛筆を使って、親子が会話するように交代で書くのが「筆談日記」だ。

親 : このごろ、おもしろかったのは何ですか?
子 : ともちゃんの家の猫と猫パンチごっこをしておもしろかったです。
親 : 猫パンチごっこって、どうするの?
子 : 私が人さし指で猫をつつくと、猫もパンチしてきます。
親 : どこがおもしろいの?
子 : 私が猫の後ろから背中をつつくと、わざわざ寝返りをしてパンチしてきます。
    興奮してくると両手をぱちんと合わせるようにたたいてきます。

 親が質問したり共感たりしながら、交互に日記やノートに書く。

 親がリードしながら半分書いてくれるので、子どもの心理的な負担が軽くなる。

 親子のコミュニケーションにもなり、慣れてくると、子どもからやりたがる。日記を書けなくて困っているときに試してほしい。

 まるっきりのウソを自由に想像して書くのが「ウソ日記」だ。例えばこんな感じ。

 私は、今日、公園でちょっと変わった服を着た子を見つけました。上も下も青でサーファーのような服でした。それで、「こんにちは」と挨拶したら、その子も「こんにちは」と言ってくれました。
 話を聞くと、その子は何と宇宙人でした。2億光年も遠くの「ワッフル星」からUFOで来たそうです。でも、いつの間にか家族とはぐれて迷子になってしまったそうです。
 それで、お腹が空いたというのでお菓子をあげたら、お菓子でなく包みの紙を食べ始めました。ワッフル星人は紙が主な食べ物だそうで、「この紙はおいしい」と言っていました。
 もっと食べたいというので、持っていた折り紙をあげました。そうしたら、「これはすごくおいしい。色が濃い紙ほどおいしいんだよ。白い紙はおいしくないから嫌い」と言いました。
 なので、「折り紙がなくなったら、次は公園のトイレの紙かな……」と思っていたけどやめました。

 慣れてくると、いろいろな想像が膨らんで、何ページも書く子が出てくる。子どもの想像力は侮れない。

 私が教師時代に3年生の子どもに書かせたら、どの子の作品も面白く、中には童話にしたいくらいすばらしい作品があった。

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