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防犯住宅 防犯を強化して「安心できる」住まいに! こうして見直そう建設

「3回も泥棒が入った家」――その防犯弱点は、家の裏手に集中していた! 「弱点の多い家」でも低コストで防犯性能を高められる、「住まい方の工夫」とは!?(6/11ページ)

2010.09.01

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2回も狙われた寝室の「弱点」が判明

 まず、3回の泥棒被害のうち2回も侵入個所になった1階和室の寝室に向かう。

 表通りから見ると建物裏手にあたる場所で、水路を隔てた向こうには、農地や林地が広がる。庭先には木が生い茂っていて、周囲からの見通しは悪い。

 窓の造りを見ると、雨戸は木製の重々しいもの。頑健な造りだけに、つい防犯性に期待したくなる。雨戸で防犯性の向上を図れれば、という期待があるのか、森さんは「雨戸になにかをすれば、防犯性は上がりますか」と尋ねてくる。

 甘利氏は答える。「CPマーク付きのシャッターに取り替えるのはひとつの手ですが、それなりにお金は掛かります」。「CP」とは防犯を意味する「Crime Prevention」の略。一定の防犯性を確認した住宅建材に取り付けられる認証マークのことだ。

 最初の被害で侵入口になった掃き出し窓と3度目の被害で侵入口になったジャロジー窓は、隣同士。表通りから建物裏手に回り込む途中には、ダイニングキッチンの掃き出し窓やジャロジー窓があるものの、これらは狙われた形跡がなかった。となると、和室周囲の環境に、「泥棒に狙われやすいなにか」が潜んでいそうだ。それは――。

 「人の目が期待できない点です。対策としてはたしかに、窓の造りを強化することが可能です。しかし人の目が期待できなければ、泥棒がじっくり時間を掛けて作業していても見つかる可能性が低いわけで、限界が伴います」。甘利氏はこう指摘した上で、ホームセキュリティシステム導入を勧める。

泥棒の侵入口から裏手を臨む。このような状況で、こちらからの視線はほとんど期待できない。さらに家捜し中に家人が玄関から入ってきても、泥棒はこの裏手から逃走が簡単にできる。3度とも狙われたのは裏手の窓。その理由が良くわかる。

 ホームセキュリティを備えていれば、泥棒に侵入されてしまったとしても、「緊急対処員が駆け付けるまでの間に」に、泥棒の作業時間を制限できる。まともに家捜しする時間が泥棒にないので、被害も最小限で済む。人の目に代わる機械の目として、防犯性を発揮させる考え方だ。

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