このページの本文へ

保険あるところに詐欺あり。「指狩り族」「自動車保険詐欺」「カレー事件」「旅行保険詐欺」まで、手口を「全部」暴く

作家 夏原武
2010年 3月4日

「指狩り族」から「旅行保険詐欺」まで、多種多様な詐欺を「全部」暴く
 

 詐欺の中でも歴史が古く多岐に渡る犯罪に、「保険金詐欺」がある。

 保険は大別すれば生命保険と損害保険になるわけだが、いずれも詐欺のターゲットにされてきた。

「なぜ狙われるのか」と言えば理屈は簡単で、「小さな掛け金で大金が得られる」というシステムにある。

 保険はそもそもが博奕的要素が強いわけで、ブラックジョークに近いが「退職金でローンを精算したら、半年もしないで死んでしまって損をした」という話も珍しくない。不動産ローン購入に必須の団体生命保険があるため、死んでしまえば支払い不要なのに、という意が込められているわけだ。

 生命保険だけではない。全焼しなかったために火災保険金が削られて困ったとか、中途半端な物損よりも全損事故なら車両保険で新車になる、といったいわば「保険で儲かる(儲かった)」という話を耳にすることもあるはずだ。

 それを意識的にやるのが、保険金詐欺犯。つい先だっても、実にわかりやすい「典型的事件」が起きている。その経緯を読んでもらおう。

ページ: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 次へ

最新バックナンバー

SAFETY JAPAN Mail
「資産防衛」関連記事
「防犯」関連記事