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大地震で超高層ビルが「どう揺れるか」、動画で見る。(後編)――長周期地震動に弱い三大都市圏、対策怠れば室内は家具が激突し合う修羅場に

建築&住宅ジャーナリスト 細野透
2010年 1月25日

長周期地震動で揺れやすい関東・大阪・濃尾平野
 

 前回は、長周期地震動の「破壊力」について説明した。では、海溝型の巨大地震などによって発生した長周期地震動で、揺れやすいのはどのような地域なのか。政府・中央防災会議の「東南海、南海地震等に関する専門調査会」(座長:立命館大学教授の土岐憲三氏)は2008年12月5日、長周期地震動による揺れやすさを示す全国マップを初めて公開した。

 これは、長周期地震動の周期と相関が高いとされる、深部地盤の1次固有周期の分布を明らかにした全国マップである。図のうち、緑色(固有周期2〜3秒)〜ピンク色(固有周期10秒以上)までの部分が、長周期地震動で揺れやすい地域である。

 首都圏(関東平野)、大阪平野(大阪府)、濃尾平野(中部圏)などのほか、北海道、青森県、新潟県などに赤色や橙色の地域が広がっていることが見てとれる。

【マップ】
長周期地震動全国マップ(PDFファイル:出典は中央防災会議「長周期地震動の卓越周期と深部地盤の固有周期」)

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