2010年、振り込め詐欺は「現金送付型」に「進化」
新しい年を迎えるとき、人は何らかの希望を抱くものだという。「今年こそは」という気持ちが、人類を進歩させてきたのかもしれない。嫌な話だがまた、詐欺師も「今年こそはデカい金を掴む!」と、よこしまな希望を抱くものである。
2010年がどんな年になるのか、それは誰にもわからない。しかし「どんな詐欺が出てくるのか」は、予測可能。なぜなら詐欺は「時代のあだ花」であり、常に時代と寝ることを欲しているからだ。
今日は、そこを考えてみよう。
まず、もはや「常態化した詐欺犯罪」といっていい振り込め詐欺は、総額こそ下がるだろうが、手口は多様化し、ひとりあたりの被害額はむしろ上がるかもしれない。現実に、数千万円も騙されたケースが多発している。
新たな手口としては、銀行口座への振り込みを避けた、他の輸送手段が増えるはず。実際、すでにバイク便やエクスパックの利用が始まっている。
どちらも、中身についての検閲がない。特にバイク便は、連絡して1時間程度で到着するから、詐欺師は時間が経って露見する可能性を下げられる。



