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松村喜秀 あなたを狙う「犯罪テクノロジー」ライフ

数枚の「同一番号」中国人民元。これがなんと「本物」鑑定という、「とてつもない闇」の入り口を覗き見た(1/8ページ)

2009.12.08

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「数枚の人民元札」が語る、「巨大な闇」とは
 

 先日、私の元に奇妙な中国100人民元札が持ち込まれた。

 数枚あり、「鑑定してほしいが、鑑定書は不要」だという。鑑定書不要の鑑定依頼など不思議な話だが、一目見るなり、私は目を疑った。なにしろ、紙幣の記番号が全て同じだったのだ。

 普通に考えれば、当然だが「偽札」ということになる。本物の場合、世界中どこの札でも、同一番号が2枚以上あることはあり得ない。

 いちばん簡単な解釈としては、偽札印刷中になんらかのミスかトラブルで、番号を1枚ずつ違えるのをし損なったということだ。

 しかし、この札には、実はもっと大きな「闇」が隠されていた。

 というのも、紙幣の紙自体、品質そのものが本物と同じで、インクも印刷も本物そのもの。どう見ても記番号の多重以外に、本物との差を見つけられないからだ。

 つまり、1枚だけ見れば、真贋は別として、鑑定としては「明らかに本物」とせざるを得ないということ。この「不思議な紙幣」の裏には、中国の持つ巨大な闇が隠れているのだ。

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