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「確定申告は年内準備」が「損しない」基本。不況時に「トクする」この「裏技」で、危機を乗り切れ!

税理士 中村健二
2009年 12月1日

確定申告は「早め準備」で得しよう!
 

 12月ともなると、書店で確定申告関連本を多く目にする。

「確定申告って、年明けの3月15日が期限でしょう? まだ早すぎない?」と考えるのも、当然と言えば当然だ。なにしろ、年を越さないと確定申告書を書くことができない。

 サラリーマンのような給与所得者なら、申告に必要な源泉徴収票を会社からもらうのは通常1月下旬。自営業のような事業所得者であっても、年内の売上や経費が確定するのは1月1日以降になる。

 申告書に書くネタ(数字)がないのに、申告書を書くのは当然無理だ。

 しかし、準備だけは今のうちからしておいたほうが良い。なぜなら、申告期限は年明けでも、申告する内容は12月31日までのものに限られるからだ。年末までに準備しておかなかったために、その年の確定申告で「返ってくる税金が少なくなる」ことは、よくある。

「サラリーマンには確定申告など関係ない」という声も聞く。たしかに、給与所得者は会社の年末調整で税金精算が基本的には行われるので、必要ない人が多い。しかし申告することで税金の還付を受けられるケースも、実は少なからずあるのが実態だ。

 私の経験でも、特に依頼者から質問の多い「医療費控除」「生命保険料控除」「株式売却損の繰越控除」「住宅取得資金の贈与」について、トピックごとに確認していくので、これをよく読んで「得して」ほしい。

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