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親野智可等 激動の時代を「生き抜ける」子供の育て方ライフ

こうすれば、子どもの宿題がスイスイはかどる――親の工夫で「やる気になる環境」は作れる(6/6ページ)

2009.11.09

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派手で華やかなマルを惜しむな
 

 それと、親が計算や書き取りのマルつけをするときなどは、赤の水性サインペンや赤鉛筆で大きく派手にマルをつける。逆にバツは小さく書く。でかでかとバツをつけられると、やる気がなくなるものだ。

 同じ赤色でも、ボールペンの赤はさみしい感じがするのでやめた方がいい。鮮やかな赤い色が出る筆記具がオススメだ。花マルもどんどんつけてやればいい。

 こんなところで、ケチることはない。ページ全体が華やかで楽しい感じにしてやるといい。子どもは楽しい気持ちになってくる。

 大人にとっては、マルが大きかろうが小さかろうが違いはない。大きくても小さくてもマルはマルでありバツはバツなのだから。だが、子どもにとっては必ずしもそうではない。

 子どもは、鮮やかな色で大きくて華やかなマルの方がはるかにうれしいのだ。それに、その方がなんとなくマルが多く見える。意外とこういうことが大事なのだ。

 たとえば、計算問題を20問やったとする。子どもは、地味でさみしいマルが19個ついたときより、派手で華やかなマルが18個ついたときの方がにっこりする。

「我が子が宿題をやりたがらない」と叱ったり嘆いたりしていても、何も改善はされない。親は、子どもが宿題をやる気になるような合理的な方法を工夫したり、やる気になるような言葉掛けを考えたりすることが大切である。

親野 智可等(おやの・ちから)
教育評論家
親野 智可等(おやの・ちから)

 1958年生まれ。公立小学校で23年間教師を務める。教育現場の最前線に立つ中で、親が子どもに与える影響力の大きさを痛感。メールマガジン「親力で決まる子供の将来」は、教育関係で群を抜く4万5千人の読者を持つ。主な著作に『「ドラゴン桜」わが子の「東大合格力」を引き出す7つの親力』(講談社)、『「叱らない」しつけ』(PHP研究所)、『「楽勉力」で子どもは活きる!』(祥伝社)ほか。

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  • 1.雨傘2015.04.29

    発達障害グレーの息子2人を持つ母です。
    取り掛かりの部分も色々調べて良い物はと思って私も試行錯誤してやっています。

    確かに、間違えの指摘等は私も感情的になるときもあるのですが、
    私の宿題やっちゃおうか?の声かけの部分から子供達が言い訳や反抗やダラダラとなり毎日こんな生活で疲れてしまいます。

    ルールを作って、切り返しの言葉かけや話しかけてもダメです。
    宿題の話となったらもう態度や顔色が変わります。
    これ以上どうしたら良いのか?母親の私はどうしたら良いのか分からなくなってきてしまいます。

    素直に始めて、私の声かけに素直に聞いてくれたら私も感情的になることもありませんが、指示も通らず、何十回も繰り返される毎日で疲れ果てています。

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