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親野智可等 激動の時代を「生き抜ける」子供の育て方ライフ

こうすれば、子どもの宿題がスイスイはかどる――親の工夫で「やる気になる環境」は作れる(1/6ページ)

2009.11.09

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「とりあえず1問」がお勧め
 

 前回は帰宅後すぐに宿題をやろうとしない子どもに対する親の対応についてお話しした。今回は、子どもをどのように励まし、いかにやる気になる環境を作るかについてお伝えしよう。

 まず、お勧めしたい方法が「とりあえず1問」である。

 例えば、学校から帰ってきて、1問だけ宿題をやる。あるいは、夕食前に1問だけやる。

 これがなぜいいかというと、宿題全体がどのくらいで終わるか見通しがつけやすいからだ。

 大人でも同じだろう。書類を詰め込んだ封筒を渡され、「1週間で処理して」と上司から言われると重い気分になるが、とりあえず1問だけやってみると、全体の見通しがついて気が楽になる。

 たとえば、どれくらいの難しさでどれくらいの時間がかかりそうか、などがわかるのだ。すると、次に取りかかるときのハードルが低くなる。場合によっては、1問だけのつもりが、ついでにやってしまえということで一気に片付くこともある。

 1問もやってない状態だと、見通しが付つかないまま「めんどうだ」という気持ちだけが続くことになる。それで、なかなか取りかかれないまま時間が過ぎることになる。

 子どもの宿題も同じで、先に1問だけやっておくと、後で取りかかるときのハードルがぐんと低くなる。

 私が教師時代、帰りのあいさつをした後に、その日の宿題を最低1問やらせて帰らせるようにしたことがある。それは、保護者からとても評判がよかった。「宿題のことでがみがみ言うことが減った」という話を、何人もの親から聞くことができた。

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