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青山の高級住宅街に憧れのマイホーム。「両隣が空き家」は、静かでいいのか? それとも「やっかいのタネ」か……

編集協力/セコムIS研究所 甘利康文氏
文/茂木俊輔 写真/中野和志
2009年 11月11日

青山のマイホーム、「周囲が空き家」は、静かで快適!?
 

 都内勤務者が住宅を購入するときは、選択肢がいくつもある。子育てを考えて近郊の住宅街というのも手だし、利便性から都心マンションという選択肢もある。

 今回取材で伺った平尾さん(仮名)ご夫婦は、港区青山周辺の高級住宅街という、誰もが憧れる場所にご自宅を構えた。

 高級住宅街は、「お金がありそう」と泥棒に目を付けられやすいのか、それとも「防犯がしっかりしてそう」と敬遠されるのか。平尾さんご夫婦の依頼を受けて、専門家であるセコムIS研究所の甘利康文氏とともに診断にうかがった。

 ご夫婦がお子さんと今年2009年7月に越してきたのは、中古の3階建て一軒家。

 周囲は高級住宅街だが、まわりを囲む両隣の2軒は、相続などで空き家同然だ。保育園に通うお子さんを持つだけに、奥様は「騒音トラブルを心配しなくていい」と、前向きに考えていた。さらに、窓がたくさんある点も、「風通しが良さそう」と評価していた。

 ところが、いざ住んでみると、まわりが空き家なのも窓が多いのも、そのマイナス面が気になってきた。

 たとえば建物裏手に入り込まれてしまえば、通行人から見えない上に、隣家は空き家同然であてにならない。平尾さんは、不安を感じた。

建物裏手に回り込まれてしまうと、通りからは死角になる。隣家は空き家同然なので、そこからの視線も期待できない。防犯上の不安点だ。

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