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親野智可等 激動の時代を「生き抜ける」子供の育て方ライフ

学校の中は危険がいっぱい――子どもは「走る動物」と心得た上で、積極的な安全管理を(8/8ページ)

2009.10.05

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子どもは「走る」「駆け下りる」「飛び降りる」もの
 

 例えば、廊下の曲がり角や教室の出入り口に、安全確認用のカーブミラーをつけるだけでもだいぶ違う。下の方につけると子どもがぶつかる可能性があるから、子どもがぶつからないように少し上の方につければいい。

 子どもが走れないように、廊下の真ん中に花や植木などを置いてある学校もあるが、かえって危ないこともある。安全確認用のカーブミラーなら、余分な危険が発生することはない。

 「走るな」と指導するだけでなく、積極的な安全対策を講じてほしい。階段も「駆け下りるな」「飛び降りるな」だけでなく、万が一、それをしてもケガをしようないように下の部分にクッション性のある敷物を敷くなどの工夫をしてほしい。

 ジャングルジムなどの高さのある遊具の下もそうだ。安全マットを敷いておけば、転落してもケガを最小限に抑えられる。

 責任感と実行力のある校長なら、こうした安全対策に取り組むはずだ。だが、そうでない校長の場合はやらないかもしれない。このように学校によって対応がバラバラにならないためにも、教育委員会の安全管理専任者を置いて徹底することが必要だろう。

親野 智可等(おやの・ちから)
教育評論家
親野 智可等(おやの・ちから)

 1958年生まれ。公立小学校で23年間教師を務める。教育現場の最前線に立つ中で、親が子どもに与える影響力の大きさを痛感。メールマガジン「親力で決まる子供の将来」は、教育関係で群を抜く4万5千人の読者を持つ。主な著作に『「ドラゴン桜」わが子の「東大合格力」を引き出す7つの親力』(講談社)、『「叱らない」しつけ』(PHP研究所)、『「楽勉力」で子どもは活きる!』(祥伝社)ほか。

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