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防犯設備充実、見通し良好の「最新高級戸建て住宅」。それですら「泥棒が目を付ける」ポイントがあった

編集協力/セコムIS研究所 甘利康文氏
文/茂木俊輔 写真/中野和志
2009年 9月24日

高級戸建て住宅に「盲点」発見


 今回防犯診断でお邪魔した住宅は、最近建てられた、都内近郊の高級戸建て住宅である。個人でデザインを考える注文住宅でなく、大手デベロッパーが検討を重ねて建てるものだけに、防犯性能もよく考えられている。

 玄関ドアの錠はオートロックで、開けるときにリモコンキーを用いる電気式。よく知られた開錠手口にも、対策が施されている。窓はすべて防犯ガラス。侵入するのに時間がかかるCPマーク付きの防犯建物部品だ。

 岡さん(仮名)のお宅は、3年前の完成。同時期に開発された100軒ほどの戸建て住宅で構成する団地の一角にある。南の角地で見通しがいい。近くにはコンビニエンスストアや中学校があることから、周囲の人通りも、日中はそこそこあると見ていい。

 防犯設備の充実した、一見して見通しのいい戸建て住宅。一般的には防犯性能の高い物件だが、それでも、岡さんには不安の種がある。「庭側は、道路寄りにウッドデッキを設置してしまったこともあって、見通しが悪くなっているのでは……」。

 実際、防犯上の盲点はあるのか。専門家であるセコムIS研究所の甘利康文氏とともに、岡さんのお宅を訪ねた。

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