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あなたの超高層ビルは大地震に安全か──耐震性の「松・竹・梅」を見分ける方法

建築&住宅ジャーナリスト 細野透
2009年 9月3日

「首都直下地震─見逃された危機」の衝撃

 NHKスペシャル「首都直下地震─見逃された危機」(9月1日放送)を見て、肝を冷やした人も多かったのではないか。

 首都圏、近畿圏、中部圏という三大都市圏に立つ超高層ビルは、かねて、海溝型の巨大地震などにより発生する「長周期地震動」によって、被害を受ける可能性が指摘されていた。しかし、NHKスペシャルでは、「直下型地震動」に襲われた場合にも、被害を受けると指摘していたのだ。

 この放送では、直下型地震動により、建物の構造体(躯体)が被害を受けることはないにしても、家具や什器などが移動、転倒することにより、大勢の死傷者が出ると警告した。また、エレベーターが使えなくなり、上下方向の移動が大変になるとも伝えていた。

 さて、自分が入居している超高層マンションや超高層オフィスは、大地震に対してどの程度安全なのか。別の言葉を使うなら、「 松=上級ランク、竹=中級ランク、梅=下級ランク」の、どのランクに属しているのか。だれもが知りたいこの疑問を、比較的簡単に解決する方法がある。建物の評価機関が発行した「構造の性能評価書」を調べればいいのだ。

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