最新新築大規模マンションの防犯性能は!?
階段やエレベーターを使わなくていい分、気軽だが、防犯上は心配なのが、マンション1階の物件だ。今回、防犯診断で伺った西村さん(仮名)のお宅は、まさに、その一角に位置する。
マンション自体は、最近開発された大規模マンション。大規模マンションは、素人のイメージだけだと、「防犯性能が高い」ような気がする。それに最近の住宅であるだけに、防犯が強く言われ出してから設計されているはず。実際はどうだろうか。興味津々で伺った。
行ってみると、もちろんエントランスはオートロック。監視カメラがあり、管理人が常駐している。
しかし、敷地外と直接通じる自転車置き場が、建物近くにまで迫っている造り。自転車置き場とマンション外廊下との間は、フェンスと廊下の手すりがあるだけ。どちらも背たけほどの高さで、乗り越えるのに苦労はなさそう。敷地外から玄関前まで泥棒が侵入して来るのは、造りさえわかっていれば簡単だ。

自転車置き場は、当然だが外部から簡単に入れる。そこからマンション外廊下まではフェンス1枚なので、泥棒の侵入も考えられる。
西村さんの住居は、ベランダ側は鉄道の線路、玄関側は外廊下と自転車置き場に面する。ベランダ側には、線路との間に、敷地外に通じる消防車両用通路がある。
この通路は普段、車はもちろん、人通りもほとんどない。プライバシーが確保されていると言えるが、裏を返せば、異常を感知する人の目は、ほとんど期待できない。専用庭は通路とフェンスで区切られてはいるが、簡単に乗り越えられる。侵入行為を阻止しにくい環境だ。




