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ことわざは「古臭くない」 ――ことわざを子育てに生かして、我が子を客観的に眺められるようになろう

教育評論家 親野智可等
2009年 8月3日

ことわざを子育てに生かす意識を

 ことわざは先人の生きる知恵の結晶だ。私はことわざが好きで、教師時代、子どもたちとの接し方や仕事に向かう姿勢を考える上で参考にしてきた。

 よく目にするありふれたことわざは、読み飛ばしてしまえばそれまでだ。だが、仕事や子育てに活かそうという気持ちを持っていれば、そこに深い真理が潜んでいることに気付かされる。

 というのも、ことわざには、過去の多くの人たちが身を以て学んできた普遍的な真実が含まれているからだ。それが、自分の行動や心の動きを振り返るよすがになる。

 これまでうすうす感じていたものが、見事に言葉として表現されていることに驚くこともしばしばだ。また、以前はピンと来なかった言葉が、年を経て何かの機会に改めて腑に落ちることもよくある。同じことわざでも、年齢や経験とともに受け取り方が変わってくるのだ。

 このコラムでも第38回「親子の会話でことわざを使おう」で、ことわざに触れた。それは、子どもが生活の中でことわざを活かせるようにするというテーマだった。

 今回は、親自身の生活や子育てにことわざを活かすというテーマである。

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