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カレイの煮付けを食べながら考えた 子どもたちと家族の将来を守る「幸せ魚ごはん」を楽しもう

フードコンサルタント サカイ優佳子
2009年 7月16日

海に囲まれた日本人が、「魚の多様性を捨てている」悲しさ

 2008年度の水産白書によれば、国民1人あたりが1日に食べる魚介類の量が、2006年に肉類を下回ったとのこと。その後、魚介消費量は横ばい。肉類消費は増えているため、両者の差は広がっています。

 食べるのが面倒、肉のほうが割安、ゴミが多く出るから嫌、子供が魚より肉を好むなどが、多くの人が語る魚離れの理由とか。一方で、魚離れとはいいながらも、骨もなく食べやすいからか寿司は好まれていて、大人にも子どもにも人気。自他ともに認める魚食文化であった日本は、今いずこ?

 たしかに私の周りでも、パンやケーキを頻繁に焼くマメなお母さんが「煮魚は作ったことがない」と言うのを聞きます。

 スーパーの店頭でも小さなところでは定番の魚数種のみで、切り身ばかりが並んでいるということも少なくありません。

 先日スーパーで下ごしらえをお願いしてみたら、アラをつけてくれなくて愕然。「アラも欲しいのですが」と言うと、「え?必要なんですか?」と驚かれたことに、逆にこちらがびっくりしてしまいました。魚を一尾丸ごと買うのが当たり前だった時代には、アラ汁を作るなどして最後まで味わうのは「常識」だったはずなのに。

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