このページの本文へ

「すぐ返せる」はずの借金が膨らむ「本当のワケ」と、「改正貸金業法」時代の「最新解決法」とは

ファイナンシャルプランナー 宮里惠子
2009年 7月8日

12%もの国民が消費者金融利用者、うち「1/7が多重債務者」という、「恐るべき実態」

 現在消費者金融の利用者は約1400万人、そのうち5社以上から借入残高があり多重債務の状態にある人は、200万人を超えていると言われている。

 全国の都道府県および市町村に計500か所以上設置されている「消費生活センター」から、毎年6月に、前年度の「消費生活相談状況」が発表される。

 ちょうど公表されたばかりの各消費生活センターの「平成20年度消費生活相談状況」を読んでみると、多重債務相談についても多くの統計データがまとめられている。年間の全相談数の3割を多重債務に関する相談が占めているという消費生活センターもあり、問題の深刻さを感じざるを得ない。

 皆さんの中には多重債務と聞くと、ギャンブルや遊興費にお金をつぎ込んで……といったイメージを持つ人がいるかもしれないが、統計データによると、初めて消費者金融(カードローンを含む)を利用した人の借入理由で最も多いのは「生活費の工面」や「収入の減少」である。

 このまま景気が低迷したままであれば、平成21年度は、さらにその割合が増えることになるだろう。

 最初に消費者金融を利用したときにはほんの数万円で「すぐに返そう」「すぐに返せる」つもりなのだろう。

 しかし収入は思ったようには増えず、そのうち返済に行き詰まり、別の消費者金融業者から借りて返すハメになる。それを繰り返すうちに、どの消費者金融業者からも借りられなくなり、ついにヤミ金業者から借りることに……。

 という、多重債務に陥るひとつの図式が思い浮かぶ。

 もしも、あなたのまわりに多重債務に陥っている、またはそうなりかかっている人がいるならこの記事をぜひ読んでいただきたい。そして「借金は必ず解決できる」ことを伝えてほしい。

ページ: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 次へ

SAFETY JAPAN Mail
「資産防衛」関連記事
「防犯」関連記事