トップ > サカイ優佳子 今日のごはんなに? 食卓から見える世界 > ガスパチョ、サルサを作って考えた 「野菜作り」と「男の料理」で、家族の絆を取り戻すなんて素敵

サカイ優佳子 今日のごはんなに? 食卓から見える世界ライフ

ガスパチョ、サルサを作って考えた 「野菜作り」と「男の料理」で、家族の絆を取り戻すなんて素敵(1/6ページ)

2009.07.06

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

来年の今頃は、「趣味は野菜作りです!」が合い言葉に!?

 先日、友人の紹介でKさんと仕事の打合せをすることになりました。彼ら2人が初めて会ったのは千葉にある貸し農園。農作業をしながら、Kさんが「仕事でこんなこと考えているんですけれどね、食育についてよく知っている人、いませんかねえ。話を聞きたいんですが」と相談。友人が「いますよ。すぐにも紹介しますよ」と受けたのだとか。

 友人もKさんも、昼夜を問わず働く多忙なビジネスマン。それが、縁あって週末を使って、月に何度か千葉まで農作業のために足を伸ばすことになったのだそう。どちらもそれまで、特別な農体験があったわけではありません。

 その友人は50代。梅干しもらっきょうも自分で漬け、味噌も仕込むし、昨今はハム作りに夢中。私も何度かご馳走になりました。という、いわば食べることを楽しむ達人。

 Kさんは、以前フランス料理店で仕事をしていたときに食に目覚めて農業に興味を持ったという、おそらくは30代前半の男性。今の仕事は食とは直接には関係ありません。食べるということを突き詰めていけば、やはり農に行きつくというわけでしょうか。

 週末、近くで農作業にいそしむ男性同士、額の汗をぬぐいながら、手を休めて会話でもしたのでしょうね。それがきっかけで、その数日後に都内で私も含めて打ち合わせとなったわけです。

 ここしばらく、マスコミでも農業の特集が組まれることが増えました。芸能人ばかりでなく、クリエイティブな仕事をこなし、そのライフスタイルにも注目が集まる男たちも登場。彼らが農業に取り組むうちに夢中になる姿を何度も目にするうちに、自然に寄り添い、身体を動かし、その対価として自分の口に入る食べものが得られる農作業のイメージは、ここ数年で大幅にアップしたように私には思えるのです。

 昨年の食物の値上げ、不況といった中、自分で自分の食べものを作り出せる技術の大切さを感じた人も多かったに違いありません。ここ数年のキーワードである、エコ、自然回帰、安全な食、プライベートな時間の充実といった「ツボ」にうまくはまったということもあるでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    ランキング一覧を見る

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー