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松村喜秀 あなたを狙う「犯罪テクノロジー」ライフ

新手口「ブラック円」詐欺が日本で同時多発中! ――その元は有名な「ブラックドル」詐欺(1/7ページ)

2009.06.03

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「ブラックドル」という「夢物語」

 読者の皆さんは、「ブラックドル」の噂をお聞きになったことがあるだろうか?

 見た目は紙幣の大きさにカットされた、ただの黒い紙。これが「米国100ドル札に特殊な処理をして黒くしてある」という触れ込みになっている。特殊な薬品を垂らし、電子レンジでチンするだけで、色が落ちてドル紙幣に変わるという代物だ。

 もちろんこれは、「真っ黒」ならぬ「真っ赤なウソ」。単なる詐欺である。手口は後でお話しするとして、その実態は、「ドル札」どころか、見た目通りの「ただの黒い紙」でしかない。

 100ドル紙幣と偽った黒い紙を1枚50ドルや5000円で大量に売りつけ、併せて「色を抜いてドル札に戻す」特殊な薬品という名目の瓶詰め液体を、250万円とか800万円近い値で買わせる。――とまあ、これが典型だ。

 こんな詐欺に引っかかる人がいるのか疑問に思うだろうが、実際に、日本でも何百万円も何千万円もだまされた人が多いのだ。

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