消費構造の変化

【消費者調査】広告やイベントの再開、節電……震災後の意識変化は

2011/05/25
中野恵子 [復興ニッポン]

 「テレビCMや新聞などの広告は、震災発生後1カ月くらいたてば再開してもよい」と考える人が87%に上るが、「お祭りや花火大会などの催し物の再開」については、50%の人が震災後1カ月では早いと考えている――。こんな調査結果をマイボスコムがまとめた。

 関東(東京都、神奈川県、埼玉県)と関西(大阪府、京都府、兵庫県)在住の20代〜60代・3000人に対してインターネットで行った調査。

 震災発生後にとった行動や取り組みで多かったのは、「A・支援をした」(被災地の商品を購入する、支援物資の提供など/85.6%)、「B・寄付をした」(74.1%)、「C・節電をした」(49.6%)、「D・水や食料・日用品の購入を控え、防災グッズを購入した」(32.4%)と続いた。CとDについては、関東と関西での差が大きく、Cは関東66.9%、関西32.3%、Dは関東41.6%、関西23.2%だった。

 「日本の経済のためにも自粛はしないほうがいい」という項目に「そう思う」と答えた人は40.4%。「ややそう思う」(35.3%)と合わせて、75.7%が肯定意見だった。ちなみに「ややそう思わない」「そう思わない」は合わせて6.0%。

 企業活動についても「再開のタイミング」についていつごろが適当かを聞いており、「テレビCMや新聞などの広告」の再開時期については、「発生後2〜3日くらい経てば」(20.7%)、「発生後1週間くらい経てば」(35.8%)、「発生後1カ月くらい経てば」(30.7%)と、9割近い人が「1カ月」をメドと考えていた。

 「企業が実施するキャンペーン」については、「発生後1カ月」までが計75.9%、「企業が実施する販売促進のためのイベント」では、同70.4%、「エンタテインメント(スポーツや芸能など)のイベント」が同68.3%で、「お祭りや花火大会などの催し物」では同50.5%にとどまり、「ゴールデンウイーク後」(16.2%)、「3カ月経った6月ごろ」(9.9%)と、「3カ月」(計76.6%)というメドが浮かんだ。これは、関東と関西で大きな違いは見られなかった。

広告やキャンペーンの再開タイミングは?

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