スズキのインド工場(マネサール工場)で暴動が発生し、日本の製造業に衝撃が走っています。製造現場でのささいなことがきっかけとなり、作業員100人が暴徒化。暴力を振るったり、放火したりした結果、インド人の管理者が1人亡くなり、日本人幹部を含む約90人が負傷する悲惨な事態に発展しました。
同じくインドに工場を構える自動車メーカーに聞くと、「ここまで深刻な事態になったケースは記憶にない。従業員が亡くなっていること、生産活動への影響が甚大なことから大きな問題ととらえている。インド市場は主要な市場。今後も同様のリスクはあるため、注視している」(トヨタ自動車)とのことでした。
これは一大事。減速感が伝えられるものの、インドは新興国の中で大きな経済成長の可能性を秘めた市場です。その市場で成功を収めようと、インド進出を考える日本メーカーは少なくありません。そうしたメーカーにとって、いち早くインドに進出したスズキは成功モデルの1つでした。その工場で暴動が起きたというニュースを見聞きすれば、動揺するのも無理はありません。






