「脱会議」の背景には、「会議のやり方を改善して成果を上げるのは難しい」という考え方があります。

 会議を仕切る「ファシリテーション」のスキルを身に付けさせるために、マネジャーに研修を受けさせ、コンサルタントにオブザーバーとして出席してもらって、会議の問題点を洗い出す。遠隔地と話をするためにテレビ会議システムを導入し、プロジェクト会議を効率良く進めるために、支援ツールを購入する。

 このように、時間とコストをかけて会議を改善しようとしても、はっきりとした成果はなかなか表れません。それどころか、こうした取り組みが通常の業務にプラスされ、社員たちの負担が大きくなり、「会議のために働く」という本末転倒が起きます。