大げさなタイトル。世界第2位の経済大国から滑り落ち、若者の内向き志向を反映して海外進出が減少傾向にある現在の日本を考えると、いかにも奇をてらったタイトルだと感じるだろう。
しかし、ここで言う「大国」は決して「アニメに代表されるサブカルチャー大国」だったり、「ゲーム開発におけるソフトウエア技術大国」ではない。国家としての物理的実体に関する正真正銘の「大国」の意味である。
まず国土で言うと世界で62位。それほど大国じゃないじゃないって?いえいえ、ヨーロッパで日本より大きいのはロシア、フランス、スペイン、グリーンランドを含めたデンマークだけだ。日本は決して小さい国ではない。
そもそも、我々日本人は小さい頃から「極東の島国」とか、「こんな小さな国が列強と伍して」という考えを吹き込まれてきた。確かに世界地図を見たときの日本の周辺には、世界ランク1位のロシア、2位のカナダ、3位の中国、4位のアメリカ、6位のオーストラリア、19位のモンゴルなど、ほんとうに大きな国が多い。わずかに北朝鮮、韓国、台湾が日本より国土が小さいが、巨大国に囲まれている日本のイメージは、やはり小さい国ということになってしまう。






