二つの省が手を組んでやっと動き出した高齢者の住まい
2011年10月から「サービス付き高齢者向け住宅」の登録制度が始まっているのをご存じだろうか。これは、「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」の改正に伴うもの。国土交通省が「住宅」、厚生労働省が「施設」としてそれぞれ別の方針で進めていた「高齢者が生活するための施設(住宅)」に関する制度を見直し、国土交通省と厚生労働省との共管による「サービス付き高齢者向け住宅」に一本化した。
改正前の制度では、国土交通省の管轄による3種類の高齢者向け賃貸住宅があった。(1)「高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)」、(2)「高齢者専用賃貸住宅(高専賃)」、(3)「高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)」――である。
新制度によるサービス付き高齢者向け住宅は、従来の3種の高齢者向け賃貸住宅とどう違うのだろうか。

















