かつて出会い系で起きる事件と言えば、売買春(未成年含む)と恐喝、そしてサクラによるものが中心であった。犯罪対象となるのはほとんどが男性。援助交際という名前の売買春現場に現れると複数の人間に脅かされるという恐喝は、オヤジ狩りの変種とも言えるものだった。
その後、未成年利用制限などが行われるようになり、単純な出会い系は減少傾向にある。一方で「表向き」出会い系ではないものの、実質出会い利用も可能な無料ゲームサイトやSNSの登場により「出会い系」は実質的にウイングを広げているのが実情である。
そうした中、目立つ傾向のひとつが、女性を狙った騙しや詐欺の増加だ。
単純な出会い系でも、近年は男性サクラに騙され、女性ユーザーが多額の利用料を請求されるケースが増えていた。筆者が取材した例では、クレジット会社から2か月で150万円もの請求を受けた女性がいた。

















