国際会計基準IFRSの国内上場企業への強制適用は、連結財務諸表を対象に早ければ2015年〜2016年に始まる---。これが、IFRSの国内導入に関する“公式のスケジュール”だ。
「早ければ」には、二つの意味がある。一つは、2012年をめどに強制適用を実施するかどうかを判断すること。もう一つは、強制適用を決定した場合に、実務面の対応のために少なくとも3年間の準備期間を確保することである。
このため、2012年の年初に強制適用を決定すれば、2015年3月期決算がIFRS移行の最速のタイミングになるし、適用判断が2012年4月以降になれば最速でも2016年3月期決算からになる。さらに、その時点での状況判断によっては、3年間の準備期間を延ばす可能性もあるし、企業の財務規模などで分けて段階的に移行させていくことになる可能性もある。
















