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情報・通信

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鶴は千年、亀は万年、システムは百年

2010年09月07日  RSS 

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 「システムって、一定期間後にすべて作り直すものなんですか」。20年ほど前の話だが、あるコンピュータメーカーのベテラン営業担当者を取材していた時、思わずこう言ってしまった。システムエンジニア(SE)が苦労して作ったシステムの寿命が案外短いことに驚いたのである。

 「オンラインシステムがよれよれになる」。この表現を聞いたのも、その営業担当者からであった。企業の情報システムについて詳しくない、と正直に言ったところ、彼は次のように説明してくれた。

 「新しいオンラインシステムを開発して動かしますね。最初はぴかぴかです。でも、使っているうちに、一部を直したり、新しい機能を追加したりします。するとだんだん、プログラムが傷んできます。10年も使ったら、よれよれでもう直しようがなくなる。そのころには最新のコンピュータが発売されていますから、それを買ってもらって、プログラムをまた一から作るわけです」。

 「せっかく使ってきたプログラムなのに、一部でいいから再利用できないのですか」と聞いてみた。答えは「無理をすればできるが、かえって金がかかる。全部作り直したほうが安くつく」というものだった。

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