厚生労働省健康局結核感染症課は8月18日、インドや英国で報告されている多剤耐性菌について事務連絡を出し、医療機関の担当者に注意を呼び掛けた。
ニューデリー・メタロ-β-ラクタマーゼ1(NDM-1)産生多剤耐性菌は、カルバペネムを含むほぼすべての広域β-ラクタム系抗菌薬に対して耐性のあるNDM-1遺伝子に加え、フルオロキノロン系やアミノ配糖体系などに耐性を示す遺伝子を持つものが大半を占める。大腸菌や肺炎桿菌などグラム陰性の腸内細菌で確認されており、これらの薬剤耐性遺伝子がプラスミドを介して伝播される現象も見られる。

















