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[サービスマネジメント編]仮想サーバーのプール機能

2010年07月26日  RSS 

 米国国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology、NIST)が定義した「クラウドコンピューティング」の特性を備えたシステム。それをユーザー企業が主体的に構築するものを「プライベートクラウド」と定義しています。

 筆者なりにNISTの定義をとらえると、以下のようになります。

(1)プール化
 計算資源(CPU資源やメモリ資源など)はプール化されて取り扱われ、利用者は必要なときにそれを利用できること。

(2)自律運用
 ポリシーベースの運用が可能で、ルーチン化された操作タスクは自動化もしくは半自動化できること。

(3)セルフサービス
 プロビジョニングとデプロイメントは、ポリシーベースのセルフサービスモデルを通じて極めてシンプルに提供されること。

(4)コントロール
 インフラは可用性の高いプラットフォーム上に構築され、適切な資源管理、資源配分のメカニズムを保有していること。

(5)オープン性と相互運用性
 アプリケーションの可搬性は、標準化された共通の管理モデルの上で実現されること。また、パブリッククラウドプロバイダによる広範なエコシステムに対して拡張可能な方式であること。

(6)投資の保護
 既存のアプリケーションとITインフラをクラウドコンピューティングモデルに移行できること。またクラウド化の初期ステップとして、そのインフラを社内に構築できること。

 こうした特性を備えたクラウドの実現において、サーバー仮想化技術は大きな役割を果たしますが、仮想マシンを導入しただけでクラウドが完成するわけではありません。

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