続いて、無線LANの規格を正しく理解し、適切な製品を適切な設定で使うワザを解説しよう。
IEEE802.11b、同11gといった名称が無線LANの通信方式を定めた規格であることはご存じだろう。最新の規格がIEEE802.11n(以下、11n)。だが11nに対応した製品なら、どれも最大速度が「300Mビット/秒」というわけではない。同一メーカーでパッケージがうり2つの製品でも、実は最大速度が違う。
「必ず300M」は誤解
その違いは、11nで導入された2種類の高速化技術への対応にある。11nは、通信時に用いる帯域幅を2倍にする技術と、アンテナを複数本使って通信経路を2重にする技術のおかげで、従来の11a/b/gより高速にデータをやり取りできる。前者は、「帯域拡大」「デュアルチャンネル」「チャンネルボンディング」などと呼ばれ、後者は「MIMO」と呼ばれる。
出展:日経パソコン 2010年3月22日号
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