ディスプレイを曲げることによって,表示を拡大したり縮小したりできる。このような曲がる液晶パネルを東芝が開発し,ディスプレイ関連最大の国際会議「SID 2010」で発表した(論文番号:54.4L)。AUTHOR INTERVIEWSでは,実際に液晶パネルを曲げることによって,画面上に表示させた「Google Earth」の航空写真をズームインしたり,ズームアウトさせたりしてみせた。曲がるディスプレイの特徴を生かした直感的な操作が,多くの技術者の注目を集めていた。
今回のディスプレイには,曲げると抵抗値が変わる市販の曲げセンサが,バックライト・ユニットの端部に組み込まれている。東芝はこのような液晶パネルを実現するために,曲率半径50mmまで曲がる薄型のバックライト・ユニットを開発した。エッジライト型のLEDバックライトで,導光板の厚さは0.4mmと薄い。また,曲げセンサの抵抗値の変化を基に,画面表示を拡大したり縮小したりするためのソフトウエアを開発した。
















