新大阪に向かう新幹線に乗り、京都駅を出発してすぐに南側の窓をのぞき込む。すると、ガラスをまとった真新しい建物が目に入る。3月から運用を始め、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の第三者認証でAランクを取得したWAKATOビルだ。同ビルには、発注者が強い思いを込めた。「景観と環境の両立」だ。
京都市では2007年9月から新景観政策が始動。新しいデザイン基準などが運用されている。景観と環境の関係は決して遠くない。だが、「新景観政策は、環境配慮型の建物の建設を後押ししていない」と、同ビルを発注したデベロッパーの若藤(京都市)代表の奥田和也氏は訴える。
出展:2010年4月26日号 66〜69ページ
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