生体腎ドナーの90日死亡率は有意に高いが、長期的な死亡率は上昇しない―。そんな研究結果を、米Johns Hopkins大学のDorry L. Segev氏らがJAMA誌2010年3月10日号に報告した。
米国では毎年、6000人を超える健康な人々がドナーとして腎臓の摘出を受けている。生体腎の提供は安全といわれているが、安全性を明確に示した質の高い研究はなかった。ドナーの長期的な臨床転帰を調べたこれまでの研究は、ほとんどが小規模で、単一施設で行われており、結果の一般化は難しかった。
そこで著者らは、過去15年間に米国で腎臓を提供したドナーと、それらの人々と年齢や併存疾患がマッチする非ドナー(腎臓のドナーとしての条件は満たす)について、短期的な死亡率と長期的な死亡率を比較した。
















