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環境

ECO JAPAN

実力解説 トヨタ自動車のプラグインハイブリッド

2010年03月18日  RSS 

相馬隆宏(日経エコロジー)

トヨタ自動車は2009年12月、プラグインハイブリッド車のリース販売を開始した。2010年前半までに日米欧の特定顧客を中心に約600台を順次納入する。コスト削減を進め2011年の市販を目指す。

 アクセルを踏むと「スーッ」と静かに走り始め、そのまましばらくの間、モーターの動力だけで走り続けた。アクセルを強く踏み込まなければエンジンがかかることはほとんどない。

 トヨタのPHV「プリウス プラグインハイブリッド(プリウスPHV)」は1回の充電でモーターだけで23.4km走れるため、街中で乗る場合はほとんど電気自動車(EV)と変わりなく利用できる。従来のプリウスもモーターだけで走れるが、その距離は10倍以上に伸びた。走り始めの滑らかな加速感はエンジンを上回る。EV走行時の最高時速は100kmだ。その上、走行中にはCO2を全く排出しない。

 二次電池の充電容量が残り30%になるとエンジンを始動させて、従来のプリウスと同様にエンジンとモーターを併用して走行を続ける。EVは1回の充電で走れる航続距離が百数十kmとガソリン車に比べて短く、充電設備が十分に整備されていない現在は“電池切れ”で走れなくなる恐れがある。電池が切れてもガソリンを使って走れるPHVなら、目的地にたどり着ける。


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