2010年3月上旬に開催された今回のジュネーブショー。新車やコンセプトカーの発表が相次ぎましたが、いつもと少し違う面がありました。主要メーカーが戦略発表の場として活用したことです。
この動きはジュネーブショー開幕の前日から始まっていました。Volkswagenグループは2010年3月1日夜に、報道関係者を集めた懇親会を開催。会場では、Volkswagen社Martin Winterkorn会長の紹介を受けて、スズキの鈴木修会長兼社長がステージに上がりました。両社は2009年12月に資本提携を発表していますから、意外なできごとではないのですが。それでも、鈴木氏が欧州で報道関係者の前で提携について話すのは初めて。Volkswagen社とスズキの協力関係を印象付ける場となりました。
鈴木氏は「2009年に両社が資本提携を発表した時、Winterkorn会長に日本に来てもらった。今回のジュネーブショーでは私が欧州に来た」と説明。さらに「自動車業界は生き残りをかけた時代に入った。自動車業界で先生を探していたところVolkswagen社から声をかけてもらった」と提携について感謝の念を表しました。
















