東京大学とデンソーは,磁気共鳴方式のワイヤレス給電システムを利用したデモンストレーション装置を試作した。3次元空間内で非対称な共振器の相対位置と,伝送効率の関係を調べることを目的とする。東北大学で開かれている「電子情報通信学会 2010年総合大会」で2010年3月16日に発表した(講演番号:BS-9-7)。
今回,2種類の装置を試作した。送信側の共振器に対して平行なxy面内を旋回する伝送車と,z軸に沿って動く伝送ヘリである。基本的な構造は共通で,共振器とピックアップ・コイルを搭載しており,ピックアップ・コイルとモータがブリッジ回路を介して接続されている。共振周波数は40.68MHzである。伝送車および伝送ヘリは実際に駆動し,発表では動作する様子を動画で紹介した。ただ伝送ヘリは,プロペラは回るものの自力で浮上するには至っていない。

















