日本精工は、ナット部に冷却機構を設けたボールねじ「ナット冷却ボールねじ」を開発した。2010年5月に販売を開始し、2012年に10億円の売り上げを目指す。従来、ねじ部に冷却機構を設けていたものはあったが、ナットも冷却できるようにすることで、ボールねじを組み込んだ工作機械などの高速化や高精度化を実現できるという。
ナットを冷却するために、ナット内に貫通穴を開けて冷却液を流す方式を採用した。これにより、ねじ軸に中空穴を開けて冷却する「軸芯冷却」方式とほぼ同等の冷却効果が得られる。冷却機構を設けるコストは、ナット冷却方式の方が低いため、ナット冷却方式を採用すれば従来と同等の冷却効果を低コストで得られるようになる。
















