日立製作所がNGN(次世代ネットワーク)の通信サービスと企業のWebサービスを連携させるためのソフトウエア「NGNアプリケーションアダプタ」を開発した。Webアプリ開発者がNGN通信機能を簡単に使えるようにする。同様のコンセプトの従来品は通信事業者向けで,企業が導入するタイプの製品はなかった。
NTT東西のNGNの売りの一つとして,NGNの通信機能と外部アプリケーションを連携させて様々な新しいサービスを実現できることが挙げられる。しかし今のところNGNは,光アクセス回線やIP電話,ベストエフォート型の低料金IP-VPNなどにしか使われておらず,企業向けの新しい利用方法が開発されている状況とは言い難い。
その要因の一つには,NGNの通信機能とWebアプリの連携の難しさがある。WebアプリでNGNの通信機能を利用する場合,NGNのベースとなっているSIP(session initiation protocol)を使ってアプリを構築する必要がある。しかし一般的なWebアプリの開発者にとって,SIPを使ったアプリ開発は難しい。
出展:日経コミュニケーション 2010年2月15日号 pp.16-17ページ
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