
Ben Steverman (BusinessWeek誌金融欄記者、ニューヨーク)
米国時間2010年3月8日更新 「McDonald's: Winning a Hard-Times, Fast Food Fight」
米経済が景気後退に陥った当初、懐が寂しくなった消費者が値段の張る外食店の利用を控え、米マクドナルド(MCD)や米バーガーキング(BKC)などのファストフードチェーンを利用するとして、ファストフード業界には追い風も吹いていた。だが、米国の失業率が高止まりする現在、米国民は外食への支出を徹底して切り詰めており、ファストフード各社も顧客の確保に苦労している。
米投資情報会社モーニングスター(MORN)の飲食業担当アナリスト、R・J・ホットビー氏は、「ファストフード業界も価格競争に突入している」と語る。マクドナルドやバーガーキング、米サンドイッチチェーン大手アービーズを傘下に持つ米ファストフード大手ウェンディーズ(WEN)も、販促キャンペーンや新商品の発売で必死に顧客を呼び寄せようと努めている。
だが、世界中でハンバーガーチェーンを展開するマクドナルドの優位性は、依然として揺るいでいない。3月8日、マクドナルドが発表した2月の売上高はアナリスト予測を上回り、世界売上高は11.2%増となった。アジアでの既存店売上高は2008年11月以来最も高い伸び率の10.5%増を記録、欧州での既存店売上高も5.4%増を記録した。発表当日、同社の株価は2.28%上昇し、65.12ドルの値をつけた。
















