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慢性疲労症候群とXMRVの関係に疑問符

オランダでの研究でウイルス遺伝子が検出されず

2010年03月11日  RSS 

多くの慢性疲労症候群(CFS)患者の末梢血単核球にXMRV(xenotropic murine leukemia virus-related virus)と呼ばれるレトロウイルスが存在する―。そんな報告が2009年になされて話題になった。しかし、オランダRadboud 大学のFrank J M van Kuppeveld氏らがオランダのCFS患者を対象にXMRVの検出を試みたところ、32人の患者の誰からもウイルスの遺伝子が見付からなかった。論文は、BMJ誌電子版に2010年2月25日に掲載された。

 CFSとXMRVの関係を示唆する研究結果は、2009年10月8日付けのScience誌電子版に掲載された。この論文は、健常者では218人中8人(3.7%)にしか見付からなかったXMRVの遺伝子が、CFS患者では101人中68人(67%)に見付かったと報告し、大いに注目を集めた。

 著者らは、この結果の再現性を確認するために、欧州のCFS患者集団とマッチドコントロールを対象にXMRVの遺伝子の有無を調べた。

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